どっちを始めたらいいの?
この記事を書いている私は現在、投資歴1年6ヶ月ほど。
コロナショックの後も資産はプラスになっています。
この記事の中身
- それぞれの目的とデメリットを整理しよう
- どちらかと言われればiDeCo
- 可能であれば両方行うのがbetter
それぞれの目的とは
どちらを始めるのが良いか考えるうえで大切なのが資産運用の目的です。
まずはそれぞれの目的とデメリットについて整理しましょう。
iDeCoの目的とデメリット
iDeCoの大きな目的は老後資産の作成と節税になります。
メモ
節税は
所得控除の形となるので、収入のない専業主婦(夫)などは節税効果はありません。
iDeCoのデメリットは
- 元本割れのリスクがある
- 60歳になるまで引き出せない
以上の2点が大きなものになります。
つみたてNISAの目的とデメリット
現在の日本のメガバンクの銀行預金の金利は非常に低く、ただ預金しているだけではお金を増やすことはできません。
しかも、日本を含め世界はどんどんインフレ(ものの値段が上がること)が進んでいます。
つまり、銀行預金をしているだけでは将来のインフレに対応できないのです。
そこで、国が設けた制度がつみたてNISAです。
いわば、銀行預金の代わりにつみたてNISAをしましょうと国は言ってるのです。
つみたてNISAのデメリットとしては
- 損益通算ができない
- 元本割れのリスクがある
- 短期間に大きく設けることはできない
以上の3点があげることができます。
どちらをやったほうがいいの?
それぞれの目的とデメリットを整理すれば、どちらを始めるのが良いか見えてきます。
iDeCoを始めたほうがいい人
iDeCoは60歳まで引き出すことができません。
つまり
- 60歳まで使う予定のないお金を持っている人
- 老後を充実したものにしたい人
以上に当てはまる人は、 iDeCoを始めるのがいいでしょう。
ちなみに
元本割れのリスクについては
老後まで年数がある人であればリスク分散の観点から言って可能性は低いと考えられます。
詳しくは下記の記事の「お金を増やすテクニック」をご覧ください。
-
アクティブファンドとインデックスファンドはどっちが儲かるの?
つみたてNISAを始めたほうがいい人
つみたてNISAでは、短期間での大きな利益は期待できません。
つまり
- 60歳までには使う予定があるお金を運用したい人
- 10年〜20年は使う予定がないのでお金を運用したい人
以上に当てはまる人は、つみたてNISAを始めるのがいいでしょう。
元本割れのリスクについては
つみたてNISAで100%株式投資信託に投資しても
20年という期間で見れば
100年に一度と言われたリーマンショックがあってもプラスになる
というデータがあるので
長期で運用することができる人は、つみたてNISAをしましょう。
「長期では厳しいよ」という方は、コツコツ預金するか株に投資するかなどを考えましょう。
iDeCoとつみたてNISAどっちから始めたらいいの?
「どっちから始めたたらいいか?」という問いには
個人的には「 両方することを前提として、iDeCoから始めたほうがいい」とお答えします。
理由は、節税にあります。
iDeCoは、その人の職業にもよりますがかなりの節税効果があります。
つまり、その浮いたお金をつみたてNISAに回すという考え方です。
「節税効果がどのくらいあるのか?」については
国のページで計算できるので、ぜひ試してみてください。
迷っているのならすぐに始めましょう。