選ぶポイントってないの?
参考になれば幸いです。
この記事を書いている私は現在、投資歴1年6ヶ月ほど。
コロナショックの後も資産はプラスになっています。
この記事の中身
- 証券・銀行を選ぶポイント
- 商品を選ぶポイント
- リバランスをしよう
証券・銀行選びのポイント
iDeCoを始めるには、金融機関(証券会社や銀行)に申し込む必要があります。
「どこがいいの?」というかたのために、選ぶ際のポイントお伝えします。
メモ
始める際の金融機関としては、街中で見かける銀行や証券会社の他にもネット銀行やネット証券があります。
大きく分けて2つのポイントがあります。
①毎月かかる「口座管理手数料」が安いところにしよう
iDeCoをするうえで、いろいろな手数料があります。
それらは基本的には一律同じなのですが
口座管理手数料については、金融機関によって異なります。
商品(金融資産)を買う際に掛け金を払いますが
掛け金ー口座管理手数料=残りの金額 という式になり
この 残りの金額 で商品を買う形になります。
つまり、口座管理手数料が安いほど、多くの商品が買えることになるのです。
ポイント
一般的に街中で見かける銀行や証券会社よりも、ネット証券・ネット銀行のほうが安くなります。
②商品の品ぞろえが多いところで選ぼう
iDeCoで購入して運用する商品(資産)には、預金・保険・投資信託といったものがあります。
これらの商品は、金融機関によって扱っている種類・本数が異なります。
iDeCoでは、自分で金融機関を指定して始めます。
しかし、1つの金融機関しか選べず、選んだ金融機関が扱っている商品しか買えません。
つまり、品ぞろえが多いほうがいろいろな組み合わせを作ることができます。
口座開設前にはよくチェックしましょう。
「きちんと説明を受けてから安心して始めたい」という方は、街中にある証券会社・銀行で始めるのがいいでしょう。
「少しでも安く、応用がきくようにしたい」という方は、ネット証券・ネット銀行がお勧めです。
ポイント
個人的には
口座管理手数料が安く、品ぞろえも豊富な SBI証券
口座管理手数料が安く、ホームページが使いやすい 楽天証券
の2社がお勧めです。
商品(運用資産)選びのポイント
iDeCoで扱う商品には、預金や保険、投資信託といったものがあります。
投資信託について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
-
投資信託とは?【タイプ別にメリット・デメリットを解説】
①まだ若く、60歳まで20年以上ある人
まだ若く、長期で商品の運用が可能な人は、投資信託を購入することをお勧めします。
これは「お金を増やす3つのテクニック」が使えるからです。
「お金を増やす3つのテクニック」については下記の記事をご覧ください。
-
アクティブファンドとインデックスファンドはどっちが儲かるの?
運用期間が長くできる方は、株式の割合を多くすることをお勧めします。
株式の割合が大きければ、ある時点での利益は大きく上がったり下がったりします。
しかし、長期的に運用できれば、プラスが大きくなる可能性が高くなるからです。
②あまりチャレンジしたくない人・運用期間が短い人
「利益はそんなに出なくてもいいから、元本割れはしたくないよ」という人には、元本保証型の商品がいいでしょう。
ターゲットイヤー型の商品もいいと思います。
メモ
ターゲットイヤー型とは、将来のある時点を目標に株式の割合を自動的に下げてくれる商品です。
ちなみに
みなさんが払っている年金も、株式や債券に投資して運用されています。
リバランスをしよう
リバランスとは?
iDeCoを始めるときは、皆さんは商品(資産)のバランスを考えると思います。
そして、それによって商品を買い運用します。
運用してしばらくすると、それぞれの資産によって得られる利益に差が出てきます。
結果として、当初皆さんが考えていた資産配分とズレてきてしまいます。
そこで、この資産配分を当初の形に戻すことをリバランスといいます。
リバランスをすることで
- 長期的に見ると、リスクを減らせる
- 利益幅が大きくなる
以上のメリットがあります。
リバランスの方法
リバランスの方法としては、以下の2つがあります。
- 値上がりした資産を売って、そのお金で値下がりした資産を買う
- 割合の減った資産を多く購入するように変更する
どちらでもやりやすいと思う方法でいいと思います。
ポイント
1年に1回の頻度で行うのがお勧めです。
リバランスは面倒なのでやりたくない人へ
「リバランスは面倒なのでやりたくないよ」という人には
- 固定資産型
- ターゲットイヤー型(前述)
以上の2つのいずれかを選ぶことをお勧めします。
メモ
固定資産型とは、示された資産配分がずっと固定されているタイプの商品です。
例えば、株式比率が70%、50%、30%といったものがあります。
最後に受け取る年齢が近づいた時の話をさせていただければと思います。
受給年齢が近づいてきたら、値動きの大きい株式の割合を下げましょう。(売りましょう)
そして、そのお金で値動きの少ない債券や預金、保険の割合を増やしていくのがいいでしょう。