投資信託(ファンド)を選ぶポイントってある?
この記事を書いている私は現在、投資歴1年6ヶ月ほど。
コロナショックの後も資産はプラスになっています。
この記事の中身
- 口座選びのポイント
- 投資信託(ファンド)選びのポイント
口座をどこで作るのがいいの?
つみたてNISAを始めるには、金融機関(証券会社や銀行)でNISA口座を作る必要があります。
以下の3つが口座選びのポイントになります。
①購入できる商品(投資信託)は何本あって、中身はどんなか?
金融機関によって、扱っている投資信託の本数は大きく異なり、その中身(例えば株式:債券=○:○)も様々です。
一般的に街で見かける証券会社や銀行は取り扱い本数が少ないです。
本数が多く、中身もたくさん種類があるのは、ネット証券・ネット銀行 になります。
②いくらから積み立てできるか?
金融機関によって、積み立てできる最低金額が異なります。
「少額から始めたいよ」という方は、口座開設前にその点を選ぶポイントとしましょう。
1万円〜のところもありますし、100円〜のところもあったりと金融機関により様々です。
③つみたて頻度はどのくらいか?
「一定額を定期的に」積み立てるのが、つみたてNISAです。
この「定期的に」の頻度については、国の定めはありません。
なので、金融機関によって、積み立て頻度は異なります。
毎月が一般的ですが、毎日や毎週積み立てといった設定が可能な金融機関もあります。
ボーナス時増額といった独特な設定が可能な金融機関も存在します。
買いたい商品(投資信託)がある方は、それを取り扱っている金融機関で口座を開設することをお勧めします。
「特にこれといって買いたい投資信託はないよ」という方は、取り扱い本数が多く、100円から積み立てできる SBI証券 もしくは 楽天証券 をお勧めします。
メモ
楽天ユーザーで、楽天カードをお持ちの方は、楽天証券がお勧めです。
つみたてNISAの支払いが、カード払いにできるので、1%のポイントをもらえます。
注意
1年で使えるつみたてNISAの金融機関は1つです。
慎重に選びましょう。
投資信託(ファンド)選びのポイントは?
投資信託を選ぶ前に、それぞれの資産のリスクとリターンの関係を理解しておくと良いでしょう。
下記がそれになります。
(REITとは不動産投資信託のことです。)
リスクとリターンの関係を踏まえ、自分オリジナルの割合(株式:債券:不動産=○:○:○)を作りましょう。
投資信託の選ぶポイントは4つになります。
①長期で運用期間を持てる人は、株式中心にしよう
一時的な相場の下落により、投資信託の市場価値が下がることはあります。
しかし、長期的にみれば市場は成長を続けるのです。
これは、人が「豊かになりたい」と思い働き続けるからです。
過去には、リーマンショックという100年に1度あるかないかと言われた大暴落がありました。
しかし、「20年間運用する」という前提のもとに、世界株式に投資していれば、リーマンショックがあっても元本割れすることはなかったというデータがあります。
つまり、一時的な暴落があっても、その後成長をして以前と同等、もしくはそれ以上に成長するということです。
もちろんリーマンショック級がなければ、利益はさらに上昇します。
20年間運用することができる方は、株式中心で考えましょう。
②手数料が安いものを選ぼう
つみたてNISAの対象商品は、すべて購入時手数料が無料です。
そして、運用中にかかるコストである運用管理費用も、国が上限を設定しているのでかなり安くなっています。
しかし、つみたてNISAの対象商品の中でもやはり運用管理費用の高い安いは存在します。
運用管理費用が安いことは、長期で運用することを考えると大きなプラスになります。
もし「どっちにしようかな?」と悩んでいる商品があれば、手数料が安いほうを選びましょう。
③繰上償還(くりあげしょうかん)のリスクが少ないものを選ぼう
繰上償還とは、簡単にいうと「運用が途中でストップしてしまう」ことをいいます。
これが起きてしまうと、その時の投資信託の価格で現金化されてしまい、運用がストップしてしまいます。
現金化されることで、今までの投資してきた枠(金額)の再利用はできません。
つまり、今まで積み上げてきた資産運用が、道半ばで終わってしまうことを意味します。
なので繰上償還のリスクが少ない商品を選びましょう。
繰上償還のリスクが少ないファンド選びのポイントは以下の3つです。
ポイント
- 運用実績がある
- 運用管理費用が比較的安い
- 純資産総額が安定的に増えている
上記のポイントは、投資信託の商品紹介ページで確認することができます。
決して、「人気ランキングで上位だから」という安易な理由で選ばないようにしましょう。
④インデックスファンドを選ぼう
つみたてNISAで選べる投資信託にはアクティブとインデックスがあります。
(ほとんどはインデックスになります)
手数料が安いつみたてNISAですが、その中でも手数料が安いのはインデックスファンドです。
過去のデータからみると、運用実績がいいのは確率的にインデックスファンドになります。
過去と同じ成績が出る保証はありませんが、確率論ではインデックスファンドのほうが好成績を残す可能性があります。
アクティブファンドとインデックスファンドの違いについては下記の記事で紹介しています。
-
投資信託とは?【タイプ別にメリット・デメリットを解説】
以上のポイントを考慮していただければと思います。
皆さんの一助になれば幸いです。