メリットはどんなことがあるの?
メリットだけでなく、デメリットについてもお伝えします。
この記事を書いている私は現在、投資歴1年6ヶ月ほど。
コロナショックの後も資産はプラスになっています。
この記事の中身
- つみたてNISAの仕組み
- つみたてNISAのメリット・デメリット
- つみたてNISAの始めた方
つみたてNISAはこういう制度
「株式投資信託やETF(上場投資信託)を最大20年にわたって、定期的に一定額を購入して運用する」制度です。
「定期的に一定額を」なので、つみたてNISA といいます。
年間で購入できる金額は、最大で年間40万円です。
投資信託を保有しているともらえることがある分配金や売却時の利益に対しては、通常日本では約20%の税金がかかります。
これがゼロになるので、運用益をそのまま自分のものにすることができます。
つみたてNISAのメリットは?
つみたてNISAのメリットは大きく3つに分けることができます。
①「貯めながらお金を育てる」仕組みが自然とできる。
つみたてNISAの制度上、つみたて投資(一定額を定期的に)に限定されています。
なので、自然と積み立ててお金を育てる仕組みを作ることができます。
メモ
「貯めながらお金を育てる」=「お金を増やす3つのテクニック」を実践する ことになります。
3つのテクニックについては下記の記事でお伝えしています。
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アクティブファンドとインデックスファンドはどっちが儲かるの?
②運用益が非課税になる
前項でもふれましたが、通常日本では運用益に対して約20%の税金がかかります。
例えば、投資信託で500万円儲かったとします。
これに税金が約20%とかかるので、100万円が税金として国に取られてしまうことになります。
しかし、つみたてNISAとして運用していれば、これをゼロにすることができます。
運用益が少額だと、非課税になるメリットが小さく感じますが、高額になる程得られる恩恵は大きくなります。
③購入対象になっている投資信託はコストが低い
投資信託を購入・運用・売却する上で、一番のコストになるのは運用中にかかる運用管理費用というものです。
つみたてNISAの対象として国が認めている投資信託には、この運用管理費用に上限が設定されています。
なので、低コストで投資を始めることができます。
つみたてNISAのデメリットは?
つみたてNISAのデメリットは大きく2つ上げることができます。
損益通算ができない
他の口座(特定口座、一般口座のこと。)などで損が出ているとします。
この損を、つみたてNISA口座の利益と相殺できないことになります。
逆に、つみたてNISA口座で損が出てしまい、他の口座で利益が出ていた場合も同様に相殺できません。
つまり、利益を損で相殺して税金を減らすことができないということです。
メモ
証券口座には、一般口座・特定口座・NISA口座といった種類があります。
特定口座では証券会社が年間の取引をまとめて年間取引報告書を作成してくれます。
一般口座では確定申告に必要なすべての書類を自分で作成しなくてはいけません。
すぐに大きく儲けることができない
「少しずつお金を積み上げていき、複利の力でお金を増やしていこう」というのが、つみたてNISAです。
なので、短期間に大きく儲けることはできません。
コツコツ積み上げることでリスクを分散させるのがメリットになるのですが、もし短期間に大きく儲けたいという方は株やFXをお勧めします。
どうやって始めるの?
街で見かける証券会社や銀行、またはネット証券やネット銀行なので始めることができます。
そこで非課税口座、つまりNISA口座を開設しましょう。
非課税口座(NISA口座)は、さらに一般NISAとつみたてNISAの2つに枠が分かれています。
なので、そこではつみたてNISAの枠を選択してください。
注意
つみたてNISAを始めることができるのは「日本国内に住む20歳以上の人」になります。
個人的にお勧めの証券会社は、取り扱っている商品(投資信託)の数が多い SBI証券 もしくは 楽天証券 です。
もし証券会社で悩んでいる方は上記をご検討ください。
「この投資信託(商品)を買いたい」というものが決まっている方は、それを取り扱っている証券会社で口座を開設しましょう。
資産運用の必要性
日本はどんどんインフレ(物の物価が上がること)が進んでいきます。
国がどんどんその方向に進もうとしているからです。
ただ銀行預金しているだけでは、預金した100万円はいつまで経っても100万円のままです。
銀行預金のままでは、いずれ訪れるインフレの時代に貧しい生活を送らなければいけなくなります。
思い立った今こそ、資産運用を始めましょう。
資産運用の必要性については下記の記事で詳しくお伝えしました。もしよければご覧ください。
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資産運用とは?【メリット・デメリット・オススメの方法も紹介】
投資をスタートさせましょう。